2002年2月5日号 ネット関連記事
ビデオ会議システムを販売開始 トランザクション韓国語講座も開講 |
Webサイトの構築などを手掛ける有トランザクション(南区的場町一丁目一ー二一、樹野敏之社長)は、ジャパンメディアシステム梶iJMS、東京都千代田区)と契約を締結し、ビデオ会議システム「Vチャッ ト」の販売を開始した。JMS社では昨年十月からVチャットを本格的に販売しているが、中四国地方では初の販売代理店となる。 このシステムは、インターネットを使ってリアル映像・音 声・文字チャット・ファイル・メールなどを、複合的に組み合わせて利用可能なコミュニケーションツール。国内・海外・企業内・自宅・外出先など、どこでもインターネットに接続されたパソコンがあれば利用できることが特徴。接続環境は五六Kモデム以上でアナログ回線からでも利用可能。構内情報通信網(LAN)からも接続でき、企業内のTV会議システムとして利用できる。同時に最大十ユーザーが利用可能。価格はソフトに付属品のカメラ・ヘッドセットを含めて一万九千八百円(税別・一ユーザーあたり)。月額使用料は五百円(個人向けの場合)。従来はTV会議システムを構築するには高額な費用を要してしたが、同システムの活用により低額で迅速な導入が実現可能になった。また、海外や国内に支店などがある企業では通信費の削減になるという特徴もある。 同社は各社への出張デモなどによるVチャットの販売拡大に努め、月間百セットの販売を見込んでいる。同システムを用いた様々なビジネスモデルの展開も計画しており、その第一弾として、韓国語講座「ezhangul.com(イージーハングルドットコム)」を今月下旬より開講する予定。日常会話やビジネス会話など二十五種類のプログラムで構成。受講料は月四千円ー五千円を予定。広島大で言語学の博士課程を修了し、韓国の大学講師が講師を務め、テレビ電話で講座を行う。今年開催される日韓共催のサッカーワールドカップなどで韓国語への需要を見込んでいる。 |
ベンチャーメッセ開催 県と産振構 |
県と(財)広島県産業技術振興機構は十三日、創業・経営革新・新事業展開などに取り組む中小企業・ベンチャー企業に対し、販路の拡大や事業パートナー・投資家などとの出会いの場を創出するため「ベンチャーメッセひろしま」を開催する。 県内の各支援機関が支援する中小企業・ベンチャー企業が新製品などを展示・PRし商社、提携先企業、ベンチャーキャピタルなどと商談を行う。 また、下請け企業の支援を目的とする「緊急広域取引商談会」と、雇用管理の改善などの支援を目的とする「創業等支援フォーラ ム」が、財広島県産業振興公社や雇用・能力開発機構広島センター、社中国地域ニュービジネス協議会などによリ同時開催される。入場無料。会場は広島産業会館と南区民文化センター。 |