2001年11月27日号 ネット関連記事

GPSを使った衛星測位情報システム  車や船などで活用広がる
 中国総合通信局は、地図情報とGPS(全世界的衛星測位システム)及びDーGPS(高精度衛星測位システム)を使った衛星測位システムを組み合わせた測位情報システムの活用状況についてまとめた。
 カーナビゲーションにおける活用例では、全国七ヶ所に設置した基準局においてGPS衛星の誤差を計算し、これをFM放送局(超短波文字多重放送局)の電波に補正信号として重畳し送信することにより、カーナビゲーションの精度を約十b以内の誤差にすることが可能になる。このサービスは、平成九年五月から全国のFM局で開始されており、DーGPSを利用するカーナビ機器の出荷台数は今年九月末で三百万台を突破している。
 タクシー配車における活用例では、配車担当者が事務室に居ながらにしてタクシーの位置を把握できるので、利用者から一番近いタクシーを配車することにより、効率的な配車及び利用者サービスの向上が図られている。十二年度末現在、中国管内においては五十九免許人が三千九百九十六車両に同システムを設置し活用している。船舶では全国の沿岸部に設置された無線航行陸上局から送信される補正信号を受信し、自船の位置(緯度・経度)を約十b以内の誤差で受信機に表示している。
 ゴルフ場での活用例は、クラブハウスのディスプレイに場内のゴルフカートの位置、事故などの緊急情報の発信位置、またゴルフカート側ではプレイ中における事故位置の通報やフェアーウェイ上における位置情報を得ることができ、利用者の利便向上が図られている。中国管内では七ゴルフ場、ゴルフカート五百十台でGPSが活用されている。携帯電話にGPS機能を附加しGPS衛星からの信号も併せて利用することにより、最良の状態で十b程度以下の精度で現在位置を特定することが可能になる。
 

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「ぽるぽる倶楽部」 ポイントサービス開始
 轄L島ホームテレビ(橋本宗利益社長)が今年始めた、インターネットなどを使った会員組織の「ぽるぽる倶楽部」は、今月からポイントサービスの「ぽるくらポイント」を開始した。
 掲示板への書き込みなどアクセスすることでポイントを発行するもので、貯まったポイントはぬいぐるみや携帯ストラップといったグッズの景品と引き換えられる。同倶楽部は視聴者の意見などを集めたり同社と視聴者を結ぶコミュニケーション組織で、視聴者サービスの一環として開始したもの。また、毎週土曜日午前十時五十五分からの連動番組は、今月から新人の土屋アナが担当し、会員宅などに訪ねるコーナーも開始。アドレスはhttp://www.polpol.net/

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メールマガジンを発行  ユアーズブレーン
 潟アーズブレーン(中区大手町五丁目二ー二二、斎藤喬之社長)は、十一日からメールマガジンの発行を開始した。
 内容は、予定セミナーの案 内、実施済みセミナーの要約、新着経営情報、新刊本の紹介など。毎週一回、同社と名刺交換をした企業や取引企業などに発行する。コンテンツのテーマは毎週会議により決定し更新していく。メールマガジンとホームページのリンクにより、同社の経営全般にわたる業務内容など認知度の向上を図る。ホームページhttp://www.yb-satellite.co.jpから無料で登録できる。

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