2001年6月19日号 ネット関連記事
| 凸版印刷、あおぞら銀行と提携 タスネット携帯ポイントサービス事業を展開 |
| 携帯電話に表示させたバーコードを会員証として利用するポイントシステムを開発した潟^スネット(東区若草町3-24、山田和司社長)は、凸版印刷梶i東京都千代田区)と鰍おぞら銀行(東京都千代田区)と共同で、モバイルポイントサービス事業を推進する。 凸版印刷はシステム開発、WEBサーバ管理、販売促進などで協力、あおぞら銀行は資金調達や優良企業との各種業務提携のサポートを行う。また同時に凸版印刷とあおぞら銀行に対して新株引受けによる第三者割当増資を実施した。この増資で得た資金は、モバイルポイントシステムを核とした新たなシステムの開発、携帯電話に表示させたバーコードによって個人認証を行う技術を応用したシステムの開発などに充てる予定。 タスネットのモバイルポイント事業は現在、今年3月にはるやま商事に導入した実績をもとに、全国のスーパーや百貨店を始めとする流通業界に対し、全国レベルの事業展開を図っており、同社は来年までに5億円の年間売上を目標としている。このモバイルポイントシステムの導入メリットは、携帯電話による一対一のマーケティングの基盤が容易に構築できて、従来のポイントカードシステムの運用による販促効果を上回り、経費面での削減もできることだという。さらに消費者が個人認証を必要とする場面で携帯電話を利用することのできるシステムへの応用も予定しており、現在コンサートなどのチケット購入やバーコード表示による本人認証(クレジット機能)などの開 発、更に携帯電話の各種コンテンツを持つ企業、開発企業などとの提携を準備している。 |
| 贈答用和牛肉をIネット販売 鋼材のフリーエムが新事業 |
| 鋼材加工、販売の潟tリーエム(高田郡八千代町下根、森脇洋平社長)は、新規事業としてインターネットを利用した電子商取引を立上げ、まず手始めに贈答用和牛肉の販売を17日から開始した。 和牛肉は「伊予牛 清流の牧場から」の名称。伊予牛は、石鎚山の名水や瀬戸内の温暖な気候で育まれ、古くから伊予西条の処女牛≠ニして、関東・京阪神市場でも有名。同社では、以前から取引先向けの贈答品として利用していたが、このたび愛媛県新居浜市の農事組合法人伊予ファームを指定牧場とし、流通経路を一貫管理することで高品質で安全な和牛肉を低価格で販売するシステムを整えた。ホームページからの注文とパンフレットに添付した注文用紙で受付ける。今年1月に開設した広島事務所(中区本川町2-1-9、tel(082)297-4425)を商品企画部とする。商品は、すき焼き用、焼肉用(360c3200円から、サーロインステーキ2枚340c3700円から(送料別)。 同社は平成6年に創業、鋼材加工、販売業として本社と島根県八束郡に工場を有し、年商13億円(平成12年9月期)の売上高。「伝統的な鉄の事業と時代のニーズに沿ったIネットビジネスを両輪としたい。」(有田耕一郎副社長)とし、今後贈答用に限らず個人向けの隠れた名産品をウェブ上に載せたい意向。 |
| 県の防災情報システム Iネットで情報提供 |
| 県は、気象・雨量情報、土砂災害危険区域図をインターネットなどで提供する「広島県防災情報システム」を稼動した。 情報を活用し、迅速かつ的確な防災体制の構築や、早期避難に役立てる目的。また、前兆現象など土砂災害に直結する情報の収集により、的確な災害防止事業の実施や防災計画の策定に繋げる。 同システムで提供するのは、広島県の観測局網、広島地方気象台、日本気象協会など総合的な情報。インターネットで注意報・警報、台風・地震・津波情報、アメダスなどの気象情報や、県の観測情報として雨量、水位、潮位、土砂災害発生監視情報、山崩れ発生観測を提供するほか、インターネット対応携帯電話でも気象・雨量情報を得ることができる。 また、土砂災害により、災害が発生する可能性のある区域を示した土砂災害危険区域図の提供も今年度整備する。 http://www.bousai.pref.hiroshima.jp |
| ニッポンレンタカー中国が徳山(営)を移転 駅前商店街活性にも一役 |
| ニッポンレンタカー中国梶i中区東千田町3-1-10、高橋成社長)は、徳山市岐南町の徳山営業所を同市糀町2丁目21番地に移転、「徳山糀町営業所」として27日にオープンする。 利用者に対する利便とサービスの向上を狙い、徳山駅前の商店街に移転するもの。新店舗は敷地226平方bで乗用車・ワゴン車23台、商用車7台を配備する。同商店街は昨今の大型商業施設撤退などで空洞化しており、地域密着型営業を指向する同社の申し入れで実現した。今後は互いの交流・協力などを通じ商店街の活性化にも一役買う考えという。なおオープン後3ヶ月間は乗用車の土・日料金を特別に50%割り引く(お盆期間・一部車種除く)。電話は(0834)32-0919。 また、自社ホームページを開設した。お得な各種キャンペーン情報をはじめ、料金表、営業所一覧、採用情報、料金シュミレーション、空車案内、予約受付などの内容。中国地方5県の観光協会ホームページとリンクした観光情報を提供するほか、従来は業販メーンだった同社が在庫する国内全メーカーの中古車についても、詳細情報を初めて一般向けに発信する。 |