2001年4月3日号 ネット関連記事
県の公共情報通信ネットワーク メイプルネットが運用開始 |
広島県は、全ての市町村から同一条件で接続可能な公共情報通信ネットワーク「メイプルネット」の基盤を構築、今月から運用を開始した。 メイプルネットとは、県民・企業・団体など全ての使用者がより良い環境でネットワークを利用してもらうための全県的な公共情報通信の基盤であり、それを活用して県・市町村等の行政機関の利用に供する「行政ネットワーク」や、公立学校のインターネット接続を行う「学校教育ネットワーク」などの各種公共アプリケーションの構築も進められている。ネットワーク構成としては、第一種電気通信事業者の中国通信ネットワークとNTTが協力することで既存の広島、東広島、呉に加えて尾道、福山、三次、大竹、木江の県内8ヶ所に接続ポイントを設置、どこからでも同じ条件で利用できるようにした。同様にインターネットプロバイダの中国データサービス、アーバンインターネット、NTT−ME中国が協力、各社とも利用料の値下げや接続ポイントの増設などサービスの向上を視野に入れ、従来以上により良い環境でインターネット等が利用できるようにしていく。 また、行政ネットワークは県と86町村役場を相互接続した「市町村接続」が今月からスタートしており、本庁と地方機関を結ぶ「県庁WAN」は13年度中に整備を終え運用を開始する予定。教育ネットワークは公立高校と順次接続、小・中学校とも早い時期にインターネット接続を実現する。そのほか大学と研究機関及び民間企業をネットワーク化する「産業振興・試験研究開発ネットワーク」や医療・保健機関等との連携で遠隔診断が受けられる「保健医療福祉分野のネットワークなども、メイプルネットを基盤に構築が進められている。 |
HP更新プログラム販売 BSCL総合研究所 |
BSCL総合研究所(中区西白島町8-3、船崎賀秀所長)は、ホームページ上からパスワードを入力し、誰でも簡単に情報更新ができる自社内ホームページ更新プログラム「こうしん君」を販売開始した。 ホームページはいつまでも同じページだと飽きられ、見てもらえなくなるが、更新するごとにホームページ制作会社に依頼するとコストが高くつく。この点を解消しようというもので、HOT NEWS、イベントレポート、今月の行事など情報を掲載する項目は自由に設定できる。基本料金7万8千円。一画面増加ごとに3万円。サンプルはhttp://www.bscl.co.jp/sample/で体験できる。 |
ひろしまゴーゴードットコム 今月からリニューアル |
旧ワ福家(中区堀川町1-9、五藤久美子社長)が運営している地域情報サイトの「ひろしまゴーゴー ドットコム」は今月から「今日のランチ」、 「元気な会社」とメニューを追加し拡充する。 「今日のランチ」は二日からスタート。中心部のマップとともに16店舗、4地域に分けて紹介。日替わりのランチ、定食などを更新、サラリーマンやOLの需要を引き出す。今後紹介する店舗を増やしエリアも広げてページも増やしていく考え。 「元気な会社」は今月中旬からの開始予定。広島地区の元気な企業をジャンル、地区、五十音で検索できるようにする予定だ。そのほかグルメ、旅行・趣味・娯楽、ファッションなど総合的なポータルサイト。アドレスはhiroshima-gogo.com |